福山市大門町の通所介護・放課後等デイサービス・居宅介護支援|介護の扉

福山市大門町の通所介護・放課後等デイサービス・居宅介護支援|介護の扉

介護の扉 ブログ
HOME > 介護の扉 ブログ > 介護の扉 ブログ

平成30年介護報酬改定の影響(居宅介護支援)

厚生労働省は12月18日、「平成30年度(2018年度)介護報酬改定に関する審議報告」を公表し、加藤勝信厚生労働大臣は2018年度予算における社会保障関係費の自然増分を概算要求時の6,300億円から1,300億円程度削減し、政府目標の5,000億円に収めることができたと報告がありました。


2015年度の介護報酬改定の影響や人材確保のための人件費の増加などを考慮して0.54%の引き上げを行うが、通所介護をはじめとする各種給付の適正化にも取り組むとの事。

介護報酬の基本的考え方としては、以下のようなことが挙げられている。
①地域包括ケアシステムの推進
②自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスの実現
③多様な人材の確保と生産性の向上
④介護サービスの適正化・重点化を通じた制度の安定性・持続可能性の確保

まだ大枠が決まった段階であるが、マイナス改定にならなかったことは事業所にとっては一安心ですが、加算体制による影響が大きく算定ができるかどうかがで実質の改定率は大きく変わると思います。しかも事業所にとって、すべての加算を算定する事は困難で、算定には人員・人材や委託費などが必要となるものもあります。加算の種類が増えることには、事業所の負担や労力、利用者にとって利用料金が解りにくいなどの弊害を多く含む事となります。利用料金体系が解りやすく、加算算定に労力やコストのかからない算定内容となってほしいものです。

居宅介護支援においては、管理者要件の見直しが行われ、主任介護支援専門員とされる予定となりました。主任介護支援専門員になるための研修が70時間、5年間で更新研修を受けるための研修を年4回以上を受け、その後更新研修が46時間など時間、労力もさることながら人件費や研修費など多くの費用が掛かる事がノルマとされます。もともと収益性の低い事業である現状を変えていくことが考えられているかが今後の注目点となります。
質を高めていく必要性は多いにあると考えますが、現状介護支援専門員には処遇改善はなくノルマや責任だけが増えているのが現状です。このままでは、将来の介護支援専門員のなり手は減少する事や事業の継続性が困難となるのではないでしょうか?そうなってしまうと、結果「質の低下」を招いてしまう・・・というような結果にならないよう今後しっかりと議論していただきたいものです。

介護の扉 ブログ